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【家庭内での窃盗】  しばらく家出をしていた兄が自宅に戻ってきたかと思うと,私の現金や物を盗んだようです。私の物だけであれば,まだ許せるのですが,友人から借りていたハードカバーの本まで盗んだことは許せません。  一応同居の家族になりますが,兄の窃盗につき,被害届を出すことはできますか。

2013年8月1日

同居の家族による窃盗については,原則,親族相盗例(刑法244条)の規定が適用され,刑が免除されます。つまり,有罪判決で刑の言い渡しを受けても,刑が免除されることとなるのです。
 このことからすると,同居の家族による窃盗事件でも,捜査はできるし,起訴もできるため,被害届を出すことは可能ではあります。ただし,刑の免除が明らかな場合には,捜査をする実益が乏しいので,被害届を受理してもらえるかはわかりません。
 ところで,本件の場合は,他人である友人の持ち物も被害品に含まれています。他人が所有者である物が被害品となっている場合には,刑法244条は適用されないとするのが判例(最高裁平成6年7月19日決定・刑集48巻5号190頁)です。友人の持ち物を盗んだ点では,お兄さんの窃盗は,刑が免除されません。  



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