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【コスプレで本物そっくりの模造刀を持ち歩いても犯罪となる場合】

2014年6月27日

刃体の長さ6cmを超える「刃物」を携帯する行為は,銃砲刀剣類所持等取締法22条違反にあたり,その法定刑は2年以下の懲役又は30万円以下の罰金とされています(同法33条)。
銃砲刀剣類所持等取締法にいう「刃物」とは,一般的には,人を殺傷する能力を持ち,鋼又はこれと同じ程度の性能(鋼質性)があり,片刃又は両刃の器物をいいます。よって,模造刀は,殺傷能力や鋼質性を欠き,この「刃物」にはあたりません。
  しかしながら,銃砲刀剣類所持等取締法22条の4は,「何人も,業務その他正当な理由による場合を除いては,模造刀剣類(金属で作られ,刀剣類に著しく類似する形態を有するもので,内閣府令で定めるものをいう)を携帯してはならない。」と規定しています。つまり,「刃物」に当たらなくとも「模造刀剣類」を携帯していれば,同条に反する行為として,20万円以下の罰金を科される対象となります。
 「模造刀剣類」につき,銃砲刀剣類所持等取締法施行規則105条は,「刀,剣,やり,なぎなた若しくはあいくちに著しく類似する形態を有するもの又は飛び出しナイフに著しく類似する構造を有するもの」と規定しています。このため,金属製ではなく,一見して,人を切れそうにもない模造刀は,銃砲刀剣類所持等取締法による取締対象となる「模造刀剣類」にはあたりません。
コスプレで「模造刀剣類」といえる程度のリアルな模造刀を持ち歩くと,銃砲刀剣類所持諮取締法違反となってしまいます。 



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