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【裁判例ニュース】  裁判員裁判での量刑判断が,裁判員裁判施行前の量刑相場に比べて重すぎるとして,量刑不当が争われた控訴審(東京高裁平成22年6月29日判決)

2013年8月23日

日本の法定刑は幅が非常に広いのですが,裁判の蓄積により,同種・同程度の事件ごとに,一定の量刑相場が形成されてきました。同じような犯罪には同じような量刑の判決がされるという点では,公平の理念から,量刑相場も,一定の機能を果たしてきました。
 ところが,裁判員裁判の開始により,従前の量刑相場には捉われない量刑判断がされるようになりました。というのも,従前の量刑相場が,一般市民の感覚からして妥当であるかどうか見直すことも,裁判員裁判制度導入目的のひとつだったからです。
 本件の第一審判決(裁判員裁判)は,従前の量刑相場からすると,重過ぎること等を理由として弁護人が控訴をしたのですが,控訴審では,職業裁判官のみによって構成される控訴審も裁判員裁判の制度趣旨を踏まえた判断をすべきことを明示した上,従来の量刑相場からすればやや重い量刑判断をしたこともやむを得ないとして,控訴を棄却しました。 


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