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【判例ニュース】  最高裁が,被告人に裁判員裁判を受けるか否かの選択権が認められていないからといって,憲法32条(裁判を受ける権利),憲法37条1項(公平な裁判を受ける権利)に違反しないと判断しました(最高裁平成24年1月13日第二小法廷判決・刑集66巻1号1頁)。

2013年7月31日

裁判員裁判の制度が合憲であることについては,既に最高裁平成23年11月16日大法廷判決で裁判官の全員一致で判断されてはいました。
 その際,上告人側からは,裁判員裁判の問題点がさまざま指摘され,合憲性が争われたのですが,最高裁大法廷は,憲法は,国民の司法参加を禁じておらず,裁判を陪審制にするか,参審制にするかも含めて,立法政策に委ねられているとしました。
 本件の判例では,被告人に裁判官裁判を受けるか,裁判員裁判を受けるかの選択権が与えられていないことが違憲であるか否かが争点となりました。
 本判例は,裁判員裁判が,公平な裁判をするための制度的保障があるから,被告人に選択権を与えなくとも,違憲ではないと上告趣意を切り捨てましたが,被告人にその選択権がある方が,裁判を受ける権利をより保障されることは否定できないところ,理由として十分であったかは疑問の残るところです。


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